危険領域へ対策を施し、ヒューマンエラーを防止

ピットを高所に設けて作業スタッフが動きやすい動線を確保。また、危険領域内で誤って機械を作動させることの無いよう、セーフティプラグを設置するなど、万が一に備えた設備も整備しています。

煤塵の排出を防ぎ、
大気汚染や労働環境の改善に貢献

作業の過程で排出される煤塵に含まれる化学物質が大気中で化学変化を起こし、環境破壊の一因になるリスクから、溶解炉に集塵機を導入。環境保全の姿勢を反映するとともに、作業スタッフの労働環境にも配慮しています。

多品種少量生産の豊富な経験を活かし、
納品前の検査体制も充実

当社の強みは、片状黒鉛鋳鉄（FC）なら200～300、球状黒鉛鋳鉄（FCD）なら450～700まで、幅広い生産対応ができること。これまでにも多種の部品生産経験を持ち、小ロットでの発注も受け付けています。各製品の製造過程において品質にばらつきができないよう、工程ごとに品質管理を徹底しているのも当社の特徴です。発光分析器による適切な元素の含有量の管理や、3次元測定器等、複数の検査機器を使用した抜き取り検査を実施しています。

自動化と作業スタッフの
多能工化による「ムダ」の低減

購買担当と生産管理担当が連携し、在庫を減らす資材調達、生産管理計画の策定を行っています。また、新工場を発足させるに当たり、省人化を重視。設備設計においては工程の自動化を推進したことで不良の低減、リードタイムの短縮が実現し、結果的に生産性が向上しました。今後はスタッフの多能工化により対応力をさらに強化していきます。

日頃から、スピード対応と品質管理に注力

製品不良による納品遅れを防ぐため、常に作業工程の改善、若手の作業スタッフの人材育成に取り組みながら、納期短縮に努めています。また、納品時には法令遵守による安全運行を徹底。スタッフ一人ひとりが、モノづくりのその先にあるお客様のニーズを自覚し、業務に当たることを目指しています。